WEB同人イベントOperationVR-EXTRA#8に参加しました。
個人と有志の方々がコロナ禍で開催が出来なくなった同人誌展示即売会に参加したい!の一念で開発運営しているVR空間でのオールジャンル即売会です。
個人の趣味の延長ということで参加費等の費用は発生せずサークル一般共に無料で参加できます。
WEBイベント=リンク集という認識でしたがオペブイは実際に並んだ机があってその上にあらかじめ登録した頒布物が本の形をとって並び背面ポスターまで掲示できる至れり尽くせりな仕様となってます。並んだ机の間をぬって頒布物を手にとり立ち読みをしたり机上のPOPを眺めたりと実際の即売会さながらの臨場感が味わえます。3D様様です。
参加者は全員ヨリシロくんと呼ばれる真っ白いアバター姿になります。
これが絶妙で人が居るんだけどどこのだれかまったくわからない。
匿名性があるようで無い同人ネット界隈。誰が来た来てないというのは大なり小なり気になるところですがヨリシロくんだとガチで誰だかわからない。同人誌即売会に来ている隣の赤の他人感が少し心地よいですね。それを見ている自分ももちろんヨリシロくんになっているわけですから多数に紛れていられる。不思議とテンションが上がります。
そんな同人頒布物を展示閲覧購入に全振りしたイベントですが主催側の遊び心が随所にちりばめられていて開催前から希望するとスタンディという等身大スタンドPOPのデータを提出できて当日会場内に配置してもらえます。等身大という意味そのもので2.5mを上限(会場の天井をぶち破ってしまうらしい)に希望する高さに設定してもらえます。
規定枠に収まっていればあとは参加者のアイデア次第。創意工夫に愛と萌えてんこ盛りのスタンディが会場のあちらこちらで発見できます。
オールジャンルなので作品だけ知ってるキャラや創作キャラ等バラエティに富んでるのも良いですがジャンル・カプオンリーで様々な推しだらけの会場も見てみたいな…と思ってしまいます。
イベントといえば会場で食べる屋台飯。
これがね事前に運営チームのグルメ担当の方からイベント合わせのレシピが提示されるんです。もちろん毎回新作を数点。すごい。
これを気が乗った参加者が作って食べる。それだけ。それだけなんだけどもちろんツイッターとかで「食べます~」てやっちゃうじゃないですか!それが複数人居れば立派な屋台飯ですよ。
インテックスでフランクフルト食べるようなもんです。
何もかもが実際の同人誌即売会を再現する為にある感じです。
こっちもついつい会場内でスペースに居る感覚になりました。
もちろん自スペに座ることもできます!座ってぼんやり前の通路を眺めたりできます。過ぎ去るヨリシロくんを見守ってます。
逆にスペース見てるときにサークルさんが座ってるのも良いですね。
でもただのヨリシロくんなんでそこまでハワワ!主さんが居るわ!?ていう感じもなくて程よい無関心感です。
この辺の感覚はコロナよりもうちょい前のイベントのノリな気がします。
無個性ヨリシロくんですが実は各会場に用意されているピクトグラムの描かれたモノリスをクリックするとそのポーズをとります。
プールサイドだと浮き輪に乗ったり位置を下げることで水中に入ったりきます。リセットしないと会場内はそのまま移動できるので通路を浮き輪に乗ったままホバリングできたります。目撃するとわりと奇行なので笑えるんですよこれが。
見た目無個性だけどやっぱそこは中に人が居るので滲み出てくるものがあって楽しいです。
すっかりヨリシロくん好きになってしまいました。
参加者がただ買い物をする場所だけではなくイベントそのもので遊んで楽しめる そんな場所だと思います。要は自分次第ってやつですね。

次回は12月9日開催予定。期間的にちょーーーっと新刊は難しいかもですが参加したいと思ってます。
クリスマス月ですからね!トナカイ!サンタ!
ラブラブさせるのは夏より冬ですよ。

そんなオペブイの公式サイトは以下になります。
OperationVR-EXTRA

厳密にいうと
OperationVR:EXHIBITIONというオンライン3Dイベント開催システムを開発運営されていてそのシステム上で開催されるオールジャンルイベントの名称がOperationVR-EXTRAになります。
なので主催としてこのシステムを使ったイベントの開催も可能です。
ジャンルオンリー誰か開いてくれないかなー(嘘偽りのない本音)